公開日:2023/05/15
今回の記事は、これから注文住宅を建てたいと考えている人や、人気の高いデザインを知って今後の参考にしたいと考えている人におすすめです。注文住宅の外観デザインを決めるときに後悔しない方法を紹介します。人生で高い買い物になるので、ポイントを踏まえながら、慎重に検討しましょう。
まずがは、注文住宅における外観デザインをどのように決めるべきか、解説します。
ホワイトやブラックのみならずベージュも人気があります。派手な色も選択できますが、外壁の劣化に繋がりやすいので後悔しないようにしましょう。
家の形状と間取りを並行して決めていきます。シンプルな箱型のみならず立体感を演出することも可能です。
屋根の種類だけではなく、傾斜の角度にも注目します。緩やかな傾斜が一般的ですが、急な傾斜も採用できますが、奇抜な印象を与えてしまいます。
おしゃれな形状にこだわるだけではなく、太陽の光が部屋に入るようにしましょう。ただし、寝室には太陽の光があまり入らないように配慮します。そして、家の入り口は他人から見られる場所なので、窓の形状や大きさには気を付けるようにします。
素材により値段が異なります。特にタイル壁は高額なので、予算の範囲内で収まるようにしましょう。個性を出したいのであればサイディング系、重厚感を求めている人はALCなど、目的に応じて素材を選択しましょう。
ここからは、外観デザインを選ぶときに気を付けるべき6つのポイントを紹介します。
メインカラーは1色または2色にしましょう。ベージュやブラックよりのグレーは、汚れが目立ちにくいのでメンテナンスが容易です。
同じ素材でも、見た目に大きな変化を付けられるのが外壁です。デザインだけではなく、メンテナンスの容易性も考慮しましょう。たとえば、ホワイト系の外壁は汚れが目立ちやすくなります。
また、初期費用が高くてもメンテナンス期間が長ければ、長期的に見るとコストを抑えられます。サイディングやタイルなどの素材の特性を理解しておきましょう。
一般的な三角形の屋根は、切妻屋根といわれています。近年人気を集めているのは、片方の屋根が斜めになっている片流れ屋根です。そのほかにも、方形屋根や陸屋根があります。すべての屋根を選択できるわけではないので、業者と相談しましょう。
バランス良く配置することがポイントです。縦と横の高さを合わせるようにしましょう。また、縦長の窓は高級感を演出するだけではなく、太陽の光が室内に届きやすくなります。横幅が狭い窓なので、プライバシー保護にも役立ちます。
メインカラーとアクセントカラーを選択しましょう。メインカラーとアクセントカラーが同じ色の場合は、落ち着いた印象を演出できます。メインカラーとアクセントカラーが異なる色の場合は、メリハリのついた印象を与えられます。
住宅周辺のスペースも上手に活用することで、ひと味違う住宅を演出できます。ガーデニングが趣味の人は、玄関や塀の周りに植物を植えてみましょう。最近は、おしゃれな盆栽も人気を集めています。住宅周辺のスペースに植栽することで、プライバシーの保護に役立ちます。
ただし、手入れが大変なので、自分で作業できないときは業者にメンテナンスを依頼しましょう。そして、外壁周辺に照明を付けることでおしゃれな家を演出できます。
最後に、とくに選ばれている3つの外観デザインを紹介します。
直線的な形状になるので、屋根の部分の工事費用やメンテナンス費用が不要です。建築コストを抑えたい人だけではなく、シンプルなデザインが好きな人からも選ばれています。
世代を問わず人気を集めているのが特徴で、長く住み続けられる家として高く評価されています。最近は和室と洋室を融合させた和モダンや、ハウスメーカーや工務店も積極的に提案しているシンプルモダンやナチュラルモダンも注目されています。
木目調の暖かい印象を与えられるのが人気の秘訣です。ホワイト系やベージュ系を用いて優しさを演出しています。
流行の影響を受けないことから人気を集めています。流行のデザインを選択すると、ブームが過ぎ去った後にデザインを変更してしまいたくなりますが、シンプルの場合はそのようなことがありません。また、どんな形状の家にもマッチするので、選びやすいのが特長です。
自分ですべて考えて決めるのが難しいという人は、不動産会社やハウスメーカーの説明会に参加してみましょう。時間がある人は住宅展示場に出かけてみる方法もあります。実際に住宅を目で見て確認することでイメージアップできます。また、ハウスメーカーの施工事例などをホームページで確認すると、ハウスメーカーの得意分野が分かるので、気になったら連絡してみてはいかがでしょうか。