公開日:2020/07/01
家を建てる際には、どのハウスメーカーに依頼するかを決めなければなりません。各ハウスメーカーのよい点や悪い点をひとつひとつ比較するのは大変ではありますが、価格やデザイン、間取りなどこだわりたいポイントを定めて大事なパートナーを選びましょう。
家を建てる時はまずどんな家を建てるかを決めます。家の間取りや外観のデザインや工法、予算と価格、建てた後にどんなアフターフォローを希望するかなどを考えてみましょう。すると数社のハウスメーカーに絞ることができるはずです。
なぜならハウスメーカーにはそれぞれ特徴があり、工法一つとっても、このメーカーは鉄筋建築のみ、木造のみと決まっているので木造か鉄筋か木造の2×4にするかを決めるだけでもメーカーを限定できます。
さらに外観のデザインや間取りなどもハウスメーカー独自の特色があるので、自分の好きなものを調べることで絞れます。そのほかにも「ウッドデッキが欲しい」「和室と洋室を一続きにしたい」など自分の希望するこだわりに応えてくれるかも選定の基準の一つになります。
また、価格ではハウスメーカーにはローコストメーカーや大手メーカーがあるので、自分の予算を出すとおよそどのメーカーに依頼するかが決まってきます。メーカーによってアフターサービスの内容も異なるので、家を建てた後のアフターも大事で、できるだけ長い保証期間があるもの、定期的な住宅の点検があるものなどしっかり内容を確かめて決めることが大切です。
自分一人の意見でなく、家族やみんなで希望を出し合い、どんな家を建てるかをじっくり考えることがメーカー選定につながります。
候補となるメーカーが決まればまずはメーカーの担当の方と会って話を聞きかなければなりません。なぜならメーカーの口コミや資料が信頼できても、担当者の方の態度が悪かったりこちらの要望を聞いてくれなかったりすることがあるからで、充分な打ち合わせをせずに契約のみを急ごうとする会社は避けることが大切です。
絞り込んだ数社の担当の方に会って話をすることで選別します。担当の人がたまたま頼りないだけと考えるかもしれませんが、営業の人の教育が行き届いていない場合もあり、信頼度を低く見ることも必要で、メーカーを選ぶ大切なポイントです。
人はいいけど自分で判断できない、要望を伝えると即答がなく持ち帰って後日回答がある場合も避ける要素になります。なぜなら人がよくても、なにか予測できなかったトラブルが起こった時に、適切なアドバイスがない可能性があるからです。
家を作る時には思いがけない出来事が発生することが多く、その時にはメーカーの担当者の腕の見せ所で、信頼性が現れる場面です。家を建てる時のハウスメーカーは人生のパートナーともいえる大事な相手であり、人と人との関係に信頼は欠かせないものです。
大きなお金が動く取引だけに相手との信頼は絶対必要で、いい加減に扱われると困ります。まずは担当の方が信頼できるか、話しやすくこちらの要望を聞いてくれるかを確認してメーカーを選定することが大切です。
最近は毎年どこかで災害が発生していて、静岡では30年以内に東海地震や南海トラフ地震が80%の確率で発生するといわれていているため、これから家を建てる時には安全性は不可欠なものです。メーカー独自のプランが用意されているのでその中から選ぶこともでき大切です。
メーカーは大きな地震にも耐えうる耐震性や水害などが発生しても流されない丈夫な基礎、静岡の海の近くに建てる場合は強烈な風雨や塩害などの対策など各社が工夫を凝らして対策を考えています。
あるメーカーは家の骨組みに高層ビルに使われている鉄骨ユニットを採用し、地震の揺れで家の中にあるものが散乱したり収納機器が倒れたりしないようにしっかり強く固定する、大型の台風などにより強風などに耐えうる屋根や壁などの工夫があり、これらの工夫から自分に合ったもの、強く必要と感じるものを選びます。
一生住み続けたいと考えるならなおさら、耐震性や強度に優れた家を作るメーカーを選ぶ必要があるのです。「災害があっても倒れなかった家」という事実は実績としてとらえることができます。とくに日本全国で建てた家の数よりもこれから建てる家の付近である静岡での実績が多くあるものが信頼できるでしょう。
ただ価格だけで安いものを選ぶよりも、長い期間住み続けることができる、後々立て直しや修繕にかかる費用が少ない丈夫で長持ちする家を建てるメーカーに決めなければなりません。
どのハウスメーカーに依頼して家を建てるかを決めることは大切で、まずは自分が建てる家のプランをしっかり決め信頼のおける担当者のいる信頼できるメーカーを選定し、静岡だと地震や災害対策に工夫を凝らしたメーカーに決めるのがよいハウスメーカーを選ぶ決め手です。