外壁塗装の施工費用を安くする方法がある?

公開日:2021/12/01  最終更新日:2021/12/23

外壁塗装は数十万円から場合によっては数百万円の費用が掛かります。外壁塗装にかかる費用の相場を把握しておくことで、悪徳業者を見抜きやすくなるうえ、値段交渉もしやすくなります。ここでは足場が必要な工事は同時に済ませるとなぜお得なのか、火災保険や補助金の利用、相見積の必要性、安くても選んではいけない業者を紹介しましょう。

足場が必要な工事は同時に済ませるとお得

あくまでおおよその金額ですが、外壁塗装の費用相場は80150万円ほどが一般的です。発生する費用の内訳としては、材料費、人件費、足場代の3項目に分けられ、それぞれの費用の割合は材料費が20%、工事単価が30%、足場代が20%です。残りの30%が利益含むその他の費用となります。

全体の20%といったらそれなりに大きな金額です。具体的には、外壁カバーの張替工事、屋根カバーの葺き替え工事、雨樋、破風板などの取り換え、屋根の雪止め設置、屋上防水などが、足場が必要になる工事です。外壁塗装のついでに点検してもらい、同時に工事をしてもらうのは非常に理にかなっています。

火災保険や補助金を利用する

自然災害による被害で外壁の修復が必要になり塗装をしたいといった場合には、火災保険が適応できるケースがあります。加入している住宅火災保険が火災、落雷、破裂、爆発・風災などもカバーしている契約内容、被災内容であれば保険金が支払われる可能性があるようです。検討する場合は、契約内容を確認しておきましょう。

自治体によっては、助成金・補助金の制度があります。塗装材を遮熱性塗料にすることで適用される省エネリフォームの制度や、一般的な塗装で適用される制度などがあります。

外壁塗装を行う際には、まず助成金・補助制度について調べてみましょう。地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトで簡単に調べることができます。

助成金・補助金の申請は適用条件があるほか、事前申請が必須なケースが多いので注意が必要です。外壁塗装の施工途中、あるいはすでに完了してしまったタイミングでは適用されないこともあるため、助成金等の申請を検討する場合は必ず工事の前に確認しておきましょう。

相見積もりを取って比較しよう

費用を安く抑えるために、まずは複数の塗装業者に見積もりを依頼してください。複数の業者に見積もりを依頼すると、それぞれの塗装費用を比較できるので安く抑えられる可能性が高くなります。できれば3社以上から見積もりを取りましょう

見積もりででてきた金額だけでなく、見積もり依頼の際の対応の丁寧さや提出までのスピード、見積もりの内容が具体的かどうかなど、見積もりをとるだけでも業者の良し悪しをある程度判断できます

こんな業者は安くてもダメ!

外壁塗装を依頼する際、気をつけてほしいのが、料金が安すぎても失敗する危険があるということです。悪徳業者は、初期費用を異常に安く算出して、顧客を食いつかせる手口を使います。格安だからといって安易に依頼してしまうと、後になって追加費用を要求され相場よりも高い価格になることもあります。

足場代、高圧洗浄などの料金を無料にしている業者も避けたほうがよいです。足場代などを無料にしても、会社は利益を出さなければなりません。

塗料の品質を下げたり、職人の数を減らしたりして、施工品質が担保できない可能性があります。さらに悪質な業者は、一般的に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りで行なうところを2回にするなど、依頼主が確認しづらい部分でごまかして利益をあげようとします。

見積書の内容が不明確な業者も避けるようにしましょう。上記のように、外壁塗装には多くの工程、多くの道具を必要とします。その一つ一つにかかる料金を見積書に明記していない業者はどこかで不正な施工をする可能性があります。見積書に不明な点がある場合はすぐ業者に説明を求めるようにしましょう。

また、現実問題として、塗装には多くの専門知識が必要とされ、その技術によって建物の資産価値も大いに変わってきます。それにもかかわらず、多くの場合発注はハウスメーカーやリフォーム会社に出され、塗装業者はその下請けに甘んじてきました。

これは、住宅業界の構造的な問題でもありますが、専門知識や高い技術力を持った会社が単なる下請けでその価値を正しく評価されないといった現実があるのも事実です。ハウスメーカーやリフォーム会社は下請けに仕事を回すかわりに、中間マージンを取っています。

当然、施工料が安い会社を選定してできるだけ身入りをよくしようとします。そのような状態では、質の高い施工を望むのは難しいでしょう。リーズナブルな価格で確実な施工を望むのであれば、中間マージンが発生しないよう塗装業者に直接依頼するのがよいでしょう。

 

外壁塗装の耐用年数、耐用年数が過ぎているか確認する方法、外壁塗装を長持ちさせる方法について解説しました。適切なメンテナンス時期、日ごろの心構えなど、ポイントを押さえて対応すれば難しいことはありません。

重要なのは、異常を見つけたら放置せずにすぐ対応し、被害を拡大させないことです。この記事を参考に外壁塗装の知識をアップデートし、日ごろのメンテナンスや塗り替えの際の指針にしてください。

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