フォトウェディングにベールは必要ない?撮影するときのポイントとは
公開日:2023/09/01
フォトウェディングにおいて、ベールが必要かどうかは個人の好みやスタイルによります。しかし、ベールがあることで、より魅力的な写真が撮れることもあるのは事実です。ドレスを既に決めている方や全体のイメージで決めたいと思っている方も、イメージしながら参考にしてみてください。
ウェディングベールの役割とは
ベールは一般的に花嫁が着けるものとして知られていますが、実際には「女性の顔や頭を覆う薄い布」という意味合いがあり、宗教的な関連もあるのです。その由来には複数の説がありますが、花嫁を「魔」から守るために顔を覆う役割があったともいわれています。
また、ベールは花嫁を優しく包み込む象徴であり、母親の愛情を表すものとされているのです。実際、花嫁の母が娘を守る「ベールダウン」という儀式が行われることもあります。そしてその後の「ベールアップ」は、花嫁と花婿の間に存在する壁がなくなったことを象徴しているのでしょう。
フォトウェディングにおけるベールの役割は、普段の装いとは異なる神秘性と美しさを引き立てることです。ベールは一般的に白色であるため、美白効果も期待できます。また、ベールの長さやデザインの選び方によって、小顔効果や体型のカバーといった利点も。
そのため、ベールはフォトウェディングで活用すると多くのメリットがあります。結婚式の特別な一日にふさわしいベールの魅力を存分に引き出すために、フォトウェディングで使用しましょう。
ウェディングベールの種類
ウェディングベールは、その長さやデザインによってドレスとの相性や印象が異なりますので、全体のコーディネートに重要な要素となります。以下に各種類の特徴をご紹介しましょう。
ショートベール
二の腕が隠れる程度の長さで、軽やかな印象を与えます。背中や腰元にリボンなどのデザインポイントがあるドレスとの相性がよいです。可愛らしいイメージを演出し、ボリュームが上に来るため、バランスを取りやすい特徴があります。
ミディアムベール
腰下までの長さで、可愛らしさとエレガントさを兼ね備えたベールです。どのデザインのドレスにも似合いますが、背中や腰にデザインがある場合はベールが隠れてしまうことに注意しましょう。トレーンが長いドレスとの相性がよく、美しいシルエットを引き立てます。
ロングベール
ドレスの裾よりも長く、床に届くような長さのベールです。堅苦しさや格式高さを感じさせ、エレガントな印象を与えます。背中や腰にデザインがあるドレスとの相性は競合することがあるため、全体のバランスを考慮する必要があるでしょう。
ベールをつけて撮影するときのポイント
ベールをつけて撮影する際のポイントはいくつかあります。
ベールのシワに気を付ける
まず、ベールが顔にかかる部分のシワに注意しましょう。顔の表情が隠れたり、シワができてしまう可能性があるので、最終チェックを丁寧に行ってください。ベールとドレスのコンビネーションや花嫁の幸せな姿を引き立てるために、ベールの位置や形状にも注意を払いましょう。
撮影スポットを決めておく
撮影スポットを事前に決めておき、そのスポットに合ったベールを選ぶことも重要です。バージンロードや祭壇の前など、挙式をイメージした場所では、バックショットを意識したドレスやベールが映えます。ベールをつけた後ろ姿は美しさと気品が漂いますので、それを活かした写真を撮ることができるでしょう。
ドレスアップの様子を撮影する
さらに、最近のトレンドとして、ドレスアップの様子を撮影することも人気です。全身鏡を使用して、ベールを身につける瞬間や準備の様子を撮影することで、全身のシルエットや緊張感のある素晴らしい雰囲気を残すことができます。
まとめ
ここでは、ベールの役割やドレスに合わせた選び方、撮影のポイントについて詳しく解説しました。ベールは花嫁をより魅力的に引き立てる存在であり、一生の記念に残るフォトウェディングの演出に欠かせない要素です。
ベールの長さやデザイン、ドレスとの相性など、検討すべきポイントは多くありますが、その努力が写真や動画での素晴らしいイメージにつながることでしょう。大切な日を華やかに飾るために、ベールを検討してみてください。