• 静岡で家を建てるなら駅近と郊外どっちがおすすめ?

  • 公開日:2022/10/15


家を建てるとき最初に悩むのは、どこに建てるかではないでしょうか。駅近は便利そうだし、郊外は静かに暮らせそう、と簡単に決められない人も多いはず。この記事では、駅近と郊外に家を建てるメリットとデメリット。駅近と郊外に住むのはそれぞれどんな人が向いているか、駅近は資産価値が高いのかを解説します。ぜひ参考にしてください。

駅近に家を建てるメリット・デメリット

人気がある駅近に家を建てようと考える人は多いでしょう。駅近に家を建てるメリットとデメリットは何でしょうか。

駅近に家を建てるメリット

駅近に家を建てるメリットは、利便性が高いことです。駅周辺は生活に必要な商業施設や病院が多く、時間をかけて移動する必要がありません。駅周辺に施設が多ければ車がなくても生活できるので、車の購入費用だけでなく維持費も節約できます。

また、電車で通勤・通学している場合、所要時間が短くなり悪天候でもそれほど気になりません。さらに、駅周辺は人通りが多いので、仕事で夜遅くなったり夜出かけたりしても、それほど不安に感じないでしょう。

駅近に家を建てるデメリット

駅近に家を建てるデメリットは、敷地や住宅が狭くなりやすいことです。駅周辺の土地は、家を建てられる土地が少ないうえに利便性が高いので、郊外に比べて土地の価格は高め。そのため、郊外より敷地や建物が狭くなることが多いです。

また、隣の建物が高いと窓からの眺めが悪かったり、日当たりが悪くなったりすることも。さらに、隣の家との間隔が狭い場合は生活音が気になったり、深夜まで営業している飲食店の音が気になったりする可能性もあります。

郊外に家を建てるメリット・デメリット

利便性の高さはそれほど重視せず、郊外でのんびり生活したい人も多いはずです。郊外に家を建てるメリットとデメリットもご紹介します。

郊外に家を建てるメリット

郊外に家を建てるメリットは、建物にコストをかけられることです。駅周辺の土地ほど価格が高くないことが多いので、敷地を広くして庭や駐車場を作ったり、部屋の数を多くしたりできます。敷地が広いと庭でバーベキューをしても視線や音がそれほど気になりません。また、周辺に高い建物がないことが多いため、日当たりがよかったり、窓を開けると緑が見えたりするなどして、自然を感じながら生活できます。

郊外に家を建てるデメリット

電車で通勤・通学している場合、家から駅までの所要時間が長くなり、悪天候の日は車の送迎が必要になるかもしれません。車がないと買い物や病院に行けないことも多いので、車の購入費や維持費がかかります。また、自然が多い反面空き巣に狙われやすかったり、夜になると人通りが少なかったりして、防犯面で不安を感じる人もいるでしょう。

駅近は資産価値が高く、郊外は資産価値が低い?

一般的に駅近は資産価値が高いといわれていますが、必ずしも高いとはいえません。資産価値とは、土地と建物を財産として評価した価格です。市場の取引価格とほぼ一致し、利便性の高さによって決まるものです。そのため、駅までの所要時間が短い駅近は資産価値が高い傾向があり、長年にわたり価値が下がりにくいといわれています。

しかし、利便性の高さを決める要素は駅近だけではありません。商業施設や病院など生活に必要な施設が近くにあることなども含まれます。ほかにも、自然災害のリスクが少ない、坂がないことも利便性が高まる要素です。駅近は、資産価値が高くなりやすいですが、郊外でも利便性や地形によっては資産価値が高くなります。

駅近が向いている人、郊外が向いている人

駅近と郊外のメリット・デメリット、資産価値を考慮して、駅近と郊外に住むのはそれぞれどんな人が向いているかを解説します。

駅近が向いている人

通勤が電車で、通勤時間を短くしたい人です。短い分を買い物や家族と過ごす時間にあてられます。

次に、車を使わず生活をしたい人です。買い物や飲食店に歩いて行く場合は便利で、お酒を飲んでも安心して帰れます。

さらに、転居する可能性がある人も駅近がおすすめ。利便性が高いと売却価格が高くなりやすいためです。

郊外が向いている人

広い家で自然に囲まれて過ごしたい人です。買い物や飲食店に頻繁に行かず、ガーデニングや家での生活を楽しむのに向いています。

次に、電車より車を多く使う人です。テレワークや車通勤、旅行も車で行くのが多ければ、駅まで遠くても問題ありません。

さらに、転居の予定がない人も郊外がおすすめ。利便性の低い地域の場合は、売却せず住み続けたほうがお得だからです。

まとめ

駅近と郊外にはそれぞれ特性があります。駅近に家を建てるメリットは、利便性が高いこと。デメリットは敷地や建物が狭くなりがちなことです。一方、郊外に家を建てるメリットは、建物にコストをかけられること。デメリットは車がないと不便なことが挙げられます。駅近がおすすめの人は、通勤が電車で車を使わず買い物やグルメを楽しみたい人。郊外がおすすめの人は、通勤に電車を使わず、家で過ごすのと車で出かけるのが好きな人です。資産価値は利便性の高さで決まるので、駅近は資産価値が高い傾向がありますが一概にはいえません。大切なのは家族が毎日快適に過ごせることです。駅近と郊外のそれぞれの特性を考慮して、家族のライフスタイルに合った家を建てましょう。

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